昭和30年創業の地元武蔵新城の老舗料理屋
とはいえ格式高いイメージとは異なり、ごく家庭的なお店です。
これからの時代を歩んでいく上で、新しい形を見直したいという経緯でご依頼頂きました。
良いものを残しつつ、少しの新しさをコンセプトに設計しました。
今まではペンダントライトや内照式照明ボックスによる全体に広がる柔らかい光で構成されていましたが、新しい提案は少し強弱をつけ陰影を楽しめる空間にしました。
お店の中で象徴的なカウンター上の内照式照明ボックスもペンダントライトもメインの明るさ採りから雰囲気づくりの照明へ役割をシフト。
代わりにスポットライトと内照式照明ボックス上部の間接照明がその役割を担います。
これによって、客席側の明るさ感が向上し厨房内の光とのバランスもとれました。
全体として少し落ち着いた雰囲気に仕上げることができました。
何十年と続く賑わいのお手伝いができればうれしいです。



照明シミュレーション
輝度


照度

